「富士ひのき」の紹介

Posted at : 2011.06.27 | Category : 当社全般, 施工例 | Comment : 0

当社で使用している桧の柱や土台の紹介です。
その名も「富士ひのき」といいます。
ひのきの柱と言ってもいろいろな産地やさまざまな乾燥方法がありますので
参考にしていただきたいです。

桧は芯が一番硬いと言うのはご存知でしょうか?
富士ひのきは全て芯の入った物しか使用していません。
柱や土台に使用するのであれば当然の選択だとは思いますが、
コストを下げる為に芯の入っていない柱や土台を使用している会社もあるので
注意してください。

近年、当然のように乾燥材を使用していますが、これは完成後の柱の収縮を
少しでも少なくしようというわけです。
この乾燥の方法が味噌で高温で乾燥して、すばやく大量に乾燥する方法が主流でしたが
これでは桧の繊維を破壊してしまい、桧の色や香りも失われてしまっていました。
私も材木屋さんに「これ桧?」って聞いてしまった事があるくらいです。

これを解決してくれたのが富士ひのきでした。
乾燥の方法は、最新型遠赤外線乾燥装置にて50℃の低温で約2週間かけて、
ゆっくりと乾燥させていて、香りや木の粘りもそのままです。

P6270012.jpg

ハウスメーカーで仕事をしていたら、おそらくコストを重視して高温乾燥の芯のない
柱や土台を使用しているでしょう。おそらくそこまでの知識も身に付かなかったと思いますし
素人は桧の柱だと安心してしまいますから尚更です。
しかし私の場合はすべて自分に責任がありますので、妥協や勉強不足では済まされない事も
承知しています。
とにかく地元の桧で家を建てることは、木も気候にあっていますので安心ですね。

「富士ひのき」の詳細は→富士ひのき加工協同組合

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